グリスニングの発生率
■他アクリル製IOLが挿入された111眼を対象にしたColinらの研究によると、86.5%にグリスニングが観察され、うち45.9%は中等度から重度のグリスニングでした6
■永田らの研究によると、65眼を対象に3種の疎水性アクリルIOL光学部の散乱光強度(グリスニング)の変化を術後1年まで追跡した結果、テクニスの変化は最小でした10
■Moenestamらが行った他アクリル製IOL挿入10年後では、対象103人の61%に重度のグリスニングと光散乱が見られたと報告しています11